- おまけ、その他 -





ここまでXPをVista風にする方法を一通り書いてきたわけですが、
スタートメニューとウィンドウの半透明化については、
かなり多くのフリーソフトが出回っているため、省きました。
自分でヤフーなりグーグルで「ウィンドウ 半透明化」とでも検索して、気に入ったソフトで試してみてください。

しかしながら、ウィンドウやスタートメニューを半透明化するツールをそれぞれインストールし、
起動させていたのではあまりにメモリ消費が多くなる上、
タスクトレイに常駐アイコンが増えすぎてみっともないです。

できれば1つのソフトでデスクトップ全体にvista風に半透明化させたいところですが、
現状ではWindow Blindsの有料版(バージョン5以上)しか出来ないようです。

無料版もあるのですが、スクロールバーにはスキンを適用できなかったり、
毎回パソコン起動時に「有料版を買え。」というメッセージが出るのであまりお勧めはしません。

なので私は有料版を購入して試してみました。
タスクトレイにアイコンが表示されるのでWindow blindsが常駐しているのかな、と思いましたが、
タスクマネージャーで確認したところ、ただタスクトレイにアイコンを表示しているだけらしく、
常駐している様子はありませんでした。

なのでメモリ消費もWindow Blindsをインストールする前とほぼ変わりませんでしたが、
スキンを適用するときだけはフリーズしたのかと思うほど重かったです。



Window Blinds用のVista風のスキンを適用した様子。かなりいい感じなのですが、ウィンドウを最大化するとなぜか



このようにタイトルバーボタン(最小化、最大化、閉じるボタン)が乱れてしまいます。
たまたまこのスキンが悪かったのだろうとほかのvista風のスキンでも試してみましたがどれもダメでした。

また、この現象のよくわからないところは、スクリーンセーバーや3Dゲームなど
全画面表示するアプリケーションを使った後はなぜか正常に表示されます。

もし対処法のわかる方がいましたらBBSにでもご連絡ください。
これくらい気にしない。3000円程度なら出してもいい。という人は試してみてはどうでしょう?

(2007.1.16 追記)

対処法がわかりました。どうやら原因はグラフィックボードのドライバだったようです。
ドライバを最新のものにすることで直りました。
スクリーンセーバーや3Dゲームなどグラフィックボードを使うソフトウェアを使ったあとだけ正常に表示される、
という現象からすぐにグラフィック関係だと気づくべきだったのに気づけませんでした・・・。

(2007.6.10 追記)

VystalとFastAero

フリーウェアで、ウィンドウを透過させるソフトは数多くありますが、実際のVistaのように
ウィンドウの枠だけを透過させることができるソフトはそう多くありません。
そのそう多くないうちのひとつのソフトがVystalです。

実際に動かした様子。



画像を見ればわかると思いますが一部表示がおかしくなったりします。

また、このソフトは実は実際にウィンドウの枠を透過させているわけではなく、
そのウィンドウの枠に隠れている部分を無理やりウィンドウの枠に表示して透過させているように見せかけているだけなので
その処理が異常に重くウィンドウを一個開くだけでもCPU使用率は常に60〜100%になってしまいます。

VystalでTopDeskをつかってみたところ



ただ、ウィンドウを実際には透過させていないためかWindow Blindsや後述するFastAeroとは違い、
画像のようにTopDeskを使ってもウィンドウの枠の部分がしっかり表示できます。

しかしほめられるのはその部分くらいなものでタスクバーに表示されるアイコンが勝手にVystalのアイコンに変更されたりします。
ソフトの開発者はWindow Blindsに代わるソフトになりたいというような事を言っていますが、
あまりにも重すぎる現状ではまず無理でしょう。


それに対してこちらのFastAeroWindow Blinds同様、実際に透過させています。

(2007.8.31 追記)
公式ページでは開発、公布をやめてしまったようなのでこちらにアップしておきました。
FastAero Build0600β
FastAero Build0700
FastAero Build0751
公式ページのキャッシュやその他のサイトを読んでみると最終バージョンはBuild0800の様なのですが、
ネット上をいくら探しまわっても見つかりませんでした・・
どなたか情報をお持ちの方はBBSに連絡くれると助かります。

ちなみにXP以外にもWindows2000、Vista Home Basicでも動くそうです。
実際に動かしてみた様子。



画像では分かりませんが、このソフトは実際のVista同様マウスポインターをタイトルバーボタンの上に持っていくと光ります。
ただ本物と少しデザインが違ってしまっているところが玉に瑕ですが・・・。
ちなみにこちらのソフトはCPU使用率は40〜70%程度と高いですがVystalのように100%になることは少ないです。
Vystalはウインドウを動かすだけで重くてフリーズしかけますが、FastAeroは若干Vystalより軽いです。

TopDeskを使ってみた様子。



実際に透過されているためかTopDeskではWindow Blinds同様ウィンドウの枠は表示されません。
またFastAeroはタスクに常駐しないため、その部分は常駐するVystalより使いづらいですね〜。

(2007.7.19 追記)

TrueTransparency

TrueTransparencyも名前の通り、VystalやFastAeroと同様にウィンドウの枠だけを
「本当に透明」にするフリーソフトです。

使用してみたときの様子。



動作は、上記の二つのソフトに比べると
Vystalのように偽透過ではありませんし、CPU使用率が跳ね上がることもなく、
非常に軽快でWindow Blindsを使わない方法
の中では唯一まともに使えるレベルなのではないかと思います。

ただ最大化、最小化した時やドラッグしてウィンドウの大きさを変えたりする時、
挙動がおかしくなることがあるので積極的には勧められませんね。
Window Blindsなんか絶対に買いたくないという人は試してみては?

総合的にみると断然TrueTransparencyの方が良いですが、前述したように
多少不具合があるので今後のアップデートに期待ですね。
あくまで気分を味わう程度のものと考えた方が良いでしょう。



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